※本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます
こんにちは、すっきりノート編集部です。
買い物から帰って冷凍庫を開けたら、もう入らない。奥から2年前の冷凍うどんが出てきて、扉を閉めるのに押し込む——冷凍庫がパンパンになるのは、庫内が狭いからではなく「形がバラバラの物を、上限なしに積んでいる」からです。
この記事では、冷凍庫がパンパンで入らない状態を直す整理術を5つ紹介します。中身を見やすくする基本は冷凍庫の収納アイデアの記事で紹介しているので、ここでは「容量を取り戻す」ことに絞ります。
① 入らない原因は「厚みと形」。平らに薄くするだけで2倍入る
冷凍庫の容量を食っているのは、丸くふくらんだ冷凍袋と、買ったままの箱です。ひき肉やご飯、下味冷凍は冷凍用保存袋に入れて板状に平らにし、厚さ1〜2cmで凍らせるのが最初の一手。板になれば立てて並べられ、同じ空間に2倍入ります。凍る時間も短く、解凍も早いので味も落ちにくい。
市販の冷凍食品の外箱は、袋だけ出して箱は捨てます。箱の中は意外と空気で、袋だけにすると3割ほど小さくなります。ただし調理方法が箱にしか書いていない物は、その部分だけ切り取って袋に添えてください。
② 板にしたら「立てる」。寝かせた瞬間、下は見えなくなる
平らにした袋を積み重ねると、下の物は永久に見えません。仕切りケースやブックエンドで本棚のように立てて並べると、上から全部の背表紙が見えて、取り出しも片手でできます。引き出し式の冷凍庫なら、ケースを2〜3個入れて「肉・魚」「ご飯・パン」「野菜・その他」の部屋を作ると、詰め方に迷いません。
立てると空いた場所がひと目でわかるので、「まだ入る」「もう入らない」の判断も正確になります。パンパンの正体は、寝かせて積んだ袋の間にできた空気だったりします。
③ 上限は「ケースに入るだけ」と決める
整理しても、また詰めれば元に戻ります。それを止めるのが上限のルールです。ジャンルごとのケースを「その食材の上限」にして、ケースがいっぱいなら、使い切るまで買わないと決めます。冷蔵室と違い、冷凍室は8割ほど詰まっていた方が冷気を保てて省エネですが、10割は取り出せなくなる線です。
上限を守るコツは、買い物の前に冷凍庫の写真を1枚撮ること。スーパーで「肉のケースは満杯だった」と思い出せれば、特売でも買わずに済みます。食品ストックのローリングストックと同じ考え方です(食品ストック収納の記事)。
④ 作り置き冷凍は「食べ切れる量」だけ作る
冷凍庫を圧迫している常連が、大量に作った作り置きです。作った当日は満足感がありますが、同じ物が10食分あると飽きて、奥に沈んでいきます。目安は1品につき3〜4食分まで。それ以上作りたいときは、別の味付けにして「種類を増やす」方向に振ると消費が進みます。
ご飯の冷凍も同じで、1膳ずつ平らにして立てれば、5〜6膳で十分。パンパンの冷凍庫を開けて「冷凍庫に何かあるからいいや」と思っていると、実は食べたい物がない、という状態になりがちです。
⑤ 「冷凍しない物」を決めると、もう入らなくならない
最後は、そもそも冷凍庫に入れない物を決めることです。保冷剤は2〜3個あれば十分で、10個入っている家は珍しくありません。1年以上使っていない冷凍食品、いつ入れたかわからない氷、もらい物の冷凍品。これらを出すだけで、1段空くこともあります。
ルールは「3か月以内に食べる物だけ入れる」。冷凍は保存期間を延ばしますが、無限ではなく、家庭用冷凍庫では多くの食品が1〜2か月で風味が落ちます。冷凍庫は「保管庫」ではなく「近いうちに食べる物の一時置き」と考えると、パンパンにはなりません。
まとめ:平ら・立てる・上限の3つで容量は戻る
冷凍庫がパンパンで入らないときは、①平らに薄くする ②立てる ③ケースで上限を決める ④作り置きは3〜4食分まで ⑤冷凍しない物を決める、の5つ。買い足すのは大きい冷凍庫ではなく、仕切りケース2〜3個で十分です。まずは今日、保冷剤と正体不明の袋を出すところからどうぞ。
あわせて読みたい:
・冷凍庫の収納アイデア5選【中身がひと目でわかる・立てる】
・冷蔵庫がぐちゃぐちゃになる原因と直し方5つ【今日リセットできる】
・パントリーがなくてもできる食品ストック収納5選【期限切れゼロへ】
よくある質問
Q. 冷凍庫は詰めた方が電気代が安いと聞きましたが、パンパンでもいいのですか?
A. 冷凍室は中身が多い方が互いに保冷し合って省エネになるのは事実です。ただし目安は8割で、10割詰めると冷気の通り道がなくなり、奥が凍りにくくなったり取り出せなくなったりします。「立てて8割」がいちばん効率のいい状態です。
Q. 冷凍した物はどのくらい持ちますか?
A. 家庭用冷凍庫は開閉で温度が上がるため、多くの食品は1か月前後で風味が落ち始め、2〜3か月が目安とされています。腐るわけではありませんが、冷凍焼けや乾燥でおいしくなくなります。日付を書いて、古い物から手前に置く運用がいちばん確実です。


コメント